社員の声あれこれ


【ガラスの世界の奥深さ】2007.6.14

会社に入社するまで、ガラスにここまで多様な種類があるとは知らなかった。私が今まで自分が見てきた硝子と言えば、健康飲料の瓶や車や家屋の窓硝子など、極々身近にあるものばかりであった。
しかし我が社が製作している硝子は、大きいものは天文台の望遠鏡内部の部品から、小さいものは実験用の硝子板まで、多種多様にわたっている。
価格も1cm角で数十円から、また同じ大きさでも数万円から数十万円までと、信じられないくらいの幅があったのにも驚いた。高額の硝子を初めて見た時は、「これがそんなに高価なガラスなの?」と意外な感じもあったが、学んでいくうちに、その訳が少しずつ理解できるようになってきた。
もちろんまだまだ分からないことの方が多く、新しいことを知る度に新たな疑問が浮かんでくるという現状だが、硝子は知れば知るほど興味深く、奥の深いものなのである。 
26歳 女性社員(業務部)

【最新の機械に勝る職人の手】2007.5.29

最新の機械を駆使して、いろいろなガラス製品や部品を作るんだろうなと思って入社した私ですが、意外にも手加工の多さに驚きました。
なぜ手作業が必要なのか…その驚きはいろいろな作業を経験していく中で、理解していくことができました。
それは薄い物・微細な物は、力・負荷部分の調整が難しく、いくら最新の機械でも割れてしまうことが多々あります。
人間の手の感覚は素晴らしいものです。鍛錬すればするほど研ぎ澄まされ、「巧」の技の世界を作り上げることができるのだと知ることができました。
25歳 男性社員(製造部)

【新鮮な日々を過ごした新人時代】2007.5.23

単純な丸や四角から多種多様な形状のガラスがあり、これがどのように使用されるのだろうと、最初の頃はとても新鮮で、興味津々な毎日を送りました。
もちろん図面をみることにも不慣れで、どのような形状のものなのか立体的にイメージすることがなかなかできず、上司に説明してもらったり、同じ形状の品物を見せてもらったり…。mmで表示する寸法の単位の感覚にも慣れず、実際に出来上がった品物は意外にも大きかったり、小さかったり、紙のような手で持てない程の薄いものだったり。
驚きの毎日も上司や同僚に支えてもらいながら、毎日ガラスの世界で頑張っています。
29歳 女性社員(業務部)

【うれしい瞬間】2007.5.17

入社してまず驚いたことは、今まで見たことのない機械がすごく多かったことです。
しかもその機械を自分が動かすことができるか、不安に思ったこともありました。
しかし「習うより慣れろ」は真実で、毎日機械に触り、その操作にも慣れ、少しずつ自信がもてるようになりました。
そして品物がきれいに出来上がった時は、うまく言葉にできませんが、かなりうれしい瞬間です。
これが仕事の喜びってヤツですかね。
24歳 男性社員(製造部)

【ガラスに触れ、仕事のおもしろさを感じ始めた】2007.5.10

「いったいこれは何に使われているのだろうか?」
入社当初の私は、作っている以上、重要な役割を果たしているガラスに違いないと思いながら、多くの疑問をもちながら仕事をしていました。
なにせ普段、生活の中で触れることのない種類のガラスなので、単純にそう感じたのだろうと思います。
実は今でも、その気持ちは変わらなく持っています。が、毎日いろいろな種類のガラスを触っていくうちに、各々に個性があることが分かってきました。
性質が分かれば当然扱い方も違います。そして今、全ての工程を自分で考え、1つの製品に仕上げる作業を通して、仕事としてのおもしろさを感じ始めています。
28歳 男性社員(製造部)